吹雪の中の鳥たち
2009年 02月 21日
ゆうべから、たいへんな吹雪です。
夜中も、ごうごうと風は鳴るし、ピカピカのライトを点滅させながら
除雪車が夜通し働いていました。
こんな夜、小鳥たちはどこでねむっているんだろう、とベッドの中で考えます。
朝起きると強い風のなか、朝ご飯を食べにきていました。
えさ台に、ひまわりの種や、粟粒をわたしたちが置くのを
横殴りの雪の中、じっと枝にとまって待っていました。
ひよどり。
すずめたちがご飯をたべているといつも どけどけ といいます。
ちょっとだけ晴れた時間に、あかげらがやってきました。
スーパーマーケットで、”どうかご自由にお持ちください”の牛脂とラードを餅焼き網にいれて
木の幹に針金でつけてあります。
強い風の中、ほんとうに細い足をして
梢にとまるこすずめたちをみていると
なんともいえん気持ちになります。
どんなに寒いだろうと思うけれど、あんなにちいさな体でちゃんと元気に生きている。
明日は晴れますように。
小鳥たちが雪のつもった常緑樹のこんもりとした枝の中で
守られて眠りますように。
by forest_garden
| 2009-02-21 17:37