かわいらしい話
2010年 07月 02日
「オレさぁ、ここんちのさくらんぼ、学校帰りに食べるの楽しみにしてるんだよね」
男の子の声に、庭仕事から顔をあげると、
「でもまだなってない」
男の子のふたり組です。
「どんどん食べていいよ!」と声をかけようとしたら、
ひとりの男の子が私に気づいて、まだ木をみあげているもうひとりのシャツのすそを、ひっぱって
あわてて逃げて行きました。
なんてかわいいんでしょう。
逃げなくていいのに。
食べていいんです。
それが先日のこと。
けれども、今年さくらんぼの実りがとても悪いのです。
我が家だけでなく、おとなりのハラフジさんも、
ななめむかいの”不夜城”(昔、息子さんの部屋らしい2階の電気がいつも明け方までついていたので、夫がこのように呼んでおります。ほんとうのお名前はちょっと忘れてしまって)のさくらんぼもかんばしくないように見受けられます。
もしかしたら、ミツバチがいないせいかもしれません。
そうしたら、今朝
同じ男の子ふたりが、
「さくらんぼ、どんどんならなくなってる」と話してまた、歩いていきました。
家々のさくらんぼを見ながら歩いてきての感想です。
どんどんならなくなってる。
来年はこんなふうになりませんように。
もうひとつ、かわいい話。
私の妹が描いて、ファクスで送ってきてくれたまんがです。
お読みになれるでしょうか。
道路にごみの袋がおちていると思ったら、
みるみるうちに動き出して、ねこだった、という話。
のらねこだから体も汚れていて、ほんとうにゴミ袋みたいにみえたんだよね、と申しておりました。とうとう我が妹も老眼でしょうか。
妹はときどき手紙に内容をくわしく説明するための絵をかいて送ってくれます。
それがなんだかとてもかわいいので、私は何枚か大切にとってあります。
今日も暑くなりそうですね。
みなさまの周りにも、心なごむかわいいことがたくさんありますように!
by forest_garden
| 2010-07-02 10:18