秋のキャンプへ。
2017年 10月 17日
寒いけどキャンプへ行こう、とあっという間に話がまとまり
まだ読み終えていない本をもってきたから、さっそくワインをあけて。
月も出てきた。
焼き鳥はほんとに美味しくて
やっぱりとても冷えるから、ホットワインを作って飲みます。
テントの出口には、いつかヘザーがあけたかきざきを糸と布ガムテープで修理したあとがあります。
きれいに晴れた朝。
でもやっぱり寒くて、ともだちのアムちゃんに編んでもらったこの手袋が暖かい。
キャンプ場の受付で直火の焚き火が禁止になったといわれました。
テントの向かいにある山には溶岩の流れた古いあとがありました。
帰りも支笏湖をぐるっとまわって帰りました。
明日、上川地方は雪がふるって。
わたしたちのおきまりのキャンプ場「美笛野営場」へいってまいりました。
思い出がたくさんのいつでもなつかしいキャンプ場です。
水遊びをするムスメたちを見守る必要もありません。大人だけだからなんでも好きなことをしていいんです。
今夜のごはんは、炭火で焼き鳥。夫が作ってくれるのを私は待つばかり。
こんなの食べられんのやったら、もう焼き鳥やさんにいかんでもええよ。という気持ちになりました。
ウールのブランケットを体にまきながら「ホットワインおいしいね」「おいしいね」とそればかり言い合う私たち。
まだちいさかった下のムスメが朝ひとりで起きてヘザーを一緒に出してしまって
わたしたちが気づいたら二人の姿が見えなくなっていて、
家族みんなでちょっと青くなってムスメとヘザーを探しに行ったことを思い出しました。
犬と一緒にキャンプに来ているひとをみると、羨ましくてじっとみてしまいます。
ヘザーとツィとキャンプしていたわたしたちを、犬をなくしたひとがこんなふうな気持ちでみていらしたことがあったかも。
わたしたちは、またいつか犬と暮らす日がくるのかな。
もうすぐ冬がくるんだな。
以前は、こんな大きな流木を夫はカヌーで、ムスメたちは何人もで力をあわせて運んできて、大きな大きな焚き火をたいたものでしたのに。
流木がたくさん積み重なっている様子は寂しいかんじがしました。
あれにはなんだか見覚えが。
そうだ!栗の渋皮煮を作るときに筋をとったあととそっくりなんです。
このあたりで、ムスメが長靴を外に落としちゃったね、なんてやっぱり思い出話です。
薪ストーブも好きだし、暖かい部屋で本を読んだり映画をみたりするのも楽しいです。
けれどやっぱりなんだかものがなしい気持ちです。
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by forest_garden
| 2017-10-17 17:23